美容コラム Beauty column

女性を輝かせる、幸せホルモン『セロトニン』とは?

いつも笑顔でキラキラしている、幸せそうな女性って素敵ですよね。
誰からみても素敵だと思える女性というのは、容姿だけでなく、その人から出ている幸せオーラや雰囲気も大切なポイントです。そんな、周りを魅了するオーラを作り出すカギは、“幸せホルモン”と呼ばれているセロトニンが握っているかもしれません。

幸せホルモン『セロトニン』とは

セロトニンとは神経伝達物質の一つで、主に精神の安定や安らぎをもたらしてくれる物質です。セロトニンがたくさん分泌されていると、小さいことに幸せを感じられるようになり、毎日の生活にハリがでて表情も自然と若々しい印象を保つことが出来ます。
このセロトニンが不足してしまうと、落ち込みやすくなったり、怒りっぽくなったり、冷え性、不眠などに繋がってしまいます。
実はうつ病も、このセロトニンの分泌が出来なくなる機能不全であり、精神的要因だけが原因ではないという事もわかっています。
また、セロトニンの分泌は女性ホルモンとも連動しています。女性にとって美容や体調を大きく左右する女性ホルモンを整えるためにも、セロトニン不足は防ぐ必要があります。

美容や健康にも大きな影響が

セロトニンがもたらす精神的な作用は、美容や健康面においても大きく影響を与えます。セロトニンにはストレスを排除し心のバランスをとってくれる作用があるため、ストレスからくる肌トラブルの抑制が期待出来ます。
また、睡眠ホルモンとして知られている「メラトニン」は、セロトニンとワンセットになっている事もわかっています。つまり、セロトニンがしっかり分泌されれば自然とメラトニンも増え夜ぐっすりと眠れるようになるのです。
このセロトニンがきちんと分泌されないと、肌の生まれ変わりを行う新陳代謝が低下したり、成長ホルモンが十分に力を発揮できなくなったりし、美容には悪影響です。
また、セロトニンは姿勢を保つ「抗重力筋」を刺激して背筋をシャンとさせる作用があります。この抗重力筋はフェイスラインにも存在するので、顔や身体が引き締まり若々しくなる効果も期待出来ます。

幸せホルモンを増やす方法

では、このセロトニンを増やす方法をいくつかご紹介します。

【スキンシップ】
人との触れ合いによりセロトニン神経は活性化します。
家族や友人、ペットとスキンシップし、おしゃべりするだけでセロトニンが分泌され、更に、付き合いが長い人とすることでより多く分泌される事がわかっています。
中でも、恋人とのハグは愛情ホルモンとして知られるオキシトシンやドーパミンも一緒に分泌されるのでより効果的です。

【太陽の光を浴びる】
セロトニンと睡眠ホルモンのメラトニンは相対する性質があり、セロトニンは太陽が出ている昼間に分泌されやすく、日が沈んでからは少なくなります。
朝起きたらまず太陽の光を浴び、メラトニンの分泌をストップ! そうして脳を覚醒させる事で、今度はセロトニンの分泌が活性化されるのです。
【セロトニンを分泌させる食べ物を摂る】
セロトニンの素となっているのはトリプトファンというアミノ酸です。
トリプトファンは体内では作られないアミノ酸なので、食べ物から摂るしかありません。また、セロトニンを作り出すためにはビタミンB6も必要です。

▼トリプトファンの豊富な食べ物
赤身の魚、バナナ、乳製品(チーズやヨーグルト)、ナッツ類(アーモンドやヒマワリの種)、大豆食品(納豆や豆乳)、そば、魚卵(イクラやタラコ)

▼ビタミンB6の豊富な食べ物
レバー、肉類(豚、鳥、牛)、魚類、ナッツ類(ピスタチオ)

腸でドバドバ作られる!?

セロトニンは脳で作られていると思われがちですが、実は95%は腸内で作られています。
腸で作られたセロトニンが精神的な面にどこまで影響をもたらすかはまだはっきりとはわかっていない部分もあります。しかし、腸は、脳とは別に全身の自律神経を管理しているということもわかっています。つまり、脳と腸の両者が、全身の神経を管理し合っているということです。このことから、腸で作られているセロトニンも十分身体に影響を与えているのではないかと言われています。

腸のセロトニンを増やすには、腸内環境を整え、冷やさないように気をつけるのがポイントです。暴飲暴食や偏食、慢性的な便秘はセロトニンの分泌を妨げてしまいます。ヨーグルトや食物繊維の豊富なキノコ類を食べて腸内環境を整えたり、夏場でも冷えた飲み物は避けて、腸内を冷やさないよう気をつけましょう。
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